BLUE K SAFALI MALDIVES

CRUISE LOG 航海日誌

2017/03/21

02月18日~02月25日 航海日誌

こんにちは、KIKOです。2017年乾季モルディブのトップシーズン、ついに始まりました!BKSの数ある企画週のなかで最もビッグなツアーの、赤道越えアッドゥ環礁南下ツアーです!3週シリーズのその1週目は、全お客様がモルディブリピーターという構成でした。
年間の航海スケジュールのなかでも「絶対この赤道週に行くぞ!」と照準を合わせてお集まりいただいた皆様。スーパーカレントでレア物当てるぞと、全てのダイバーが気合満タン!結果から先に発表すると、水中イルカ大群、ブルシャーク、ヒラシュモク、アカシュモク、15m級ジンベイ、ニタリに会うことができました!素晴らしい写真をお客様からたくさんご提供いただきましたので、文中にたくさん挿入させていただきます。航海日誌をお読みの方々、その時の興奮をイメージしてくださいね(^_-)

 

1週目のゴールは、モルディブ南限のアッドゥ環礁ガン空港。兎にも角にも南下せねばなりません。ということで第1本目のチェックダイブは南マーレ環礁のグライドゥコーナー。さすが赤道越えコース、初っ端からチャネルダイブ!乾季の醍醐味、透明度20m越えのブルーウォーターからエントリーして、浮遊感を感じながらチャネルコーナーへ。そこから、チェックダイブだからリーフをドリフトしてまったりさせるのかと思いきや、メドゥコーナーまでのチャネルクロスを試みます!グレーリーフ、ギンガメ、ロウニン、イソマグロ、ナポ、アオウミガメを観察。「あぁこれから毎ダイビングをチャネルで泳ぎぬくのだな」と、ボルテージの上がるチェックダイブで幕開けです(≧∇≦)

2本目はヴァーヴ環礁のアリマタチャネル。透明度20m越え、流れはストロング。先ずはチャネルエッジに掴まりますが、油断をすると一気にインリーフに引き込まれそう!ダイブ前半は正面から流れを受けながらグレーリーフとギンガメの群れを見て、ダイブ後半は360°白砂が広がる浅瀬までスーパードリフトして癒され…るのか…と思いきや!?100頭クラスのハシナガイルカの大群出現!水底の砂が舞い上がる流れのなかをイルカに近付きたくて、必死の砂地アゲインスト!渾身の力で泳ぎながらのカメラワークだったので写真はおさめられませんでしたが、目ではしっかり見ることができて、初日でもう内容が濃い!

3本目はミーム環礁に移動してから環礁北のチャネルにて。今日は1環礁につき1ダイブという贅沢な航路!1週目から気合入ってます!ここはアウトサイドエッジのソフトコーラルが綺麗なんです~(^_^)
色はビビッドイエロー。バックのブルーは透明度約20m。造形美があって目の保養になりますよ~(^_^)

2日目の1本目はムリ。流れはストロング、透明度20m越え。潜降してチャネルコーナーに進入すればするほど、流れの体感が加速度ついてきます。後半、インサイドにドリフトするかというそのとき、棚上に珊瑚ブロックなのかと思うような大きなものが視界に入ります。実はそれはブルシャーク!ダイバーの存在に気付くとすぐあちらを向いて行ってしまいましたが、2・3年かぶりに見たブルシャーク!ガイドもお客様も大興奮!

2本目はミーム環礁南端のクリーニングステーションをチェックしましたが、マンタちゃんお留守ということで、アウトサイドリーフを潜ります。赤道越えの獲物は超ワイドなので、お客様ももちろん超ワイド系の被写体を狙っていますが、ハゼ、カイメンなど、マクロも大好きというマルチなお客様もたくさんいます。思わずまったりマクロができるリーフダイビングになって、ハナヒゲちゃんにびったりでした(≧∇≦)

3本目は環礁を南下して、タアア環礁北側のチャネルにて。流れはミディアム、透明度約20m。幅広のチャネルではないので、チャネルクロスを試みます。グレーリーフ、ギンガメなど、流れを好む魚を観察したあとは、チャネルエッジから手をはなして一気にドリフト。アリ環礁通常コースでは、昨年の白化現象により、コーラルライフが崩れているところが目に付くのですが、タアア環礁まで南下すると、ドリフトしながら綺麗な珊瑚礁を見ることができます。これを見ることができるのも赤道越えツアーの楽しみで、この眺めを将来も見るために、節度あるダイバーでい続けたいと強く思いますね。

今宵はタアアの名物エリアに停泊、ナイトジンベイを狙います。夕飯をいつもの時間に食べて、スノーケリングをしたいお客様はお酒を我慢。周りで「プシュッ」とタイガービールが開き始めても我慢(笑)
プランクトンの集まりが遅く、ジンベイが来てくれたのが夜中1時。捕食に来たり、また遠くに泳いで行ったり、完全に定着してくれるには時間がかかりましたが、元気なお客様4人が起きて、入ったり休憩したりを繰り返して、1時間近くスノーケリングをしました。真上から眺めると、ジンベイの大口の中へ「ゴゴゴ」と音を立ててみるみる水が吸い込まれていって、有名な掃除機メーカー「世界最強の吸引力」!迫力ありますよ~!

3日目の1本目は、こちらもタアアの有名ポイント、グライドゥカンドゥでハンマー狙い。目のいいアスラムを中心に、みんなで1チームになってハンマーを探します。ブルーウォーターを泳ぐダイビングの中盤、集団の外縁にいたダイバーの横にグレート発見!でもダイバーがそっちを向いたら、すぐにそっぽを向いて行ってしまった。一生懸命あとを追いますが、尾っぽの影は追跡できたくらい。みんなで見ることができると良かったのですが…
でも大丈夫、まだ前半戦。これからも超大物探しのツアーは続きますね(^_-)

2本目はまた南下して、ラーム環礁北側のチャネルです。ここはチャネルエッジの水深が25m弱で透明度も良いので、チャネルクロスがしやすいポイントです。ブルーウォーターからエントリーしたらすぐ下に、何十匹というシルバーチップの子供達の大群が行ったり来たり。そしてナンヨウマンタのサイズ感があるオーシャニックモビュラー登場!だんだんリーフ側に流されてギンガメの群れ、そのあとバラクーダの大群!もうダイビングタイムがあっという間で、もう一本ここで潜りたいなぁ~と思う、濃いダイビングでした!

3本目は環礁東側のチャネル。流れはストロング、透明度20m弱。ここでもチャネルエッジで手を離すと、すぐさま飛ばされそう(≧∇≦)マダラトビエイ11枚の編隊が登場。でも手が離せないからカメラアングルが…!そのあとチャネルど真ん中をスーパードリフトしながら水中イルカちゃんも見ることができました(^_^)

今夜はガーフ環礁へ夜中の航行です。毎年の南下コースで思うこと、クルーのみんなお疲れさま!安全航行ありがとう!
無事に外洋を越えて、ガーフ環礁ヴィリギリ周囲でサメサメサメのオンパレードな4日目です。

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1本目の透明度20m弱、そこまで苦労することなくチャネルでサメ待ちができるくらいの程よい流れ。何十匹というグレーリーフが帯のように右へ左へ行き来します。毎年のガーフ環礁コースでマストでこのポイントを使いますが、安定のグレーリーフの群れ。根強いポイントです。リーフ沿いはところどころコーラルブロックもあって、大きいアオウミガメやリーフフィッシュもいて、癒しもあります。

2本目はストロングカレント!ドーニ上から見ていても、チャネル内でアップダウンが発生しているのがところどころ分かります。スーパードリフトスイムをしながら実際に、体が左右上下と頻繁に揺らされて、無減圧潜水時間の管理、残圧管理、適切な中性浮力が重要中の重要です。そして、水深を合わせてチームから離れない、バディコンタクトのお約束を守ること。安全を維持した上でのアドベンチャーダイビングを楽しんでもらうため、ブリーフィングもついつい熱がこもります。

3本目は今シーズン初のポイント。港湾の外で、ブラックチップじゃないけどデカいサメが群れている、そういうサメを他所で見たことがないと、フィッシャーマンで話があがっているポイント。行くと水面からもサメが溜まっているのが見えて、「本当にここでジャンプしていいの!?」と慄きを感じてしまうほど。そのサメの名はスピナーシャーク(日本名:ハナザメ)。漁港でバラされたあとの魚の屑を港湾外に捨てているんですね。アリマタナイトのナースシャークよろしく、丸々したスピナーシャークが集まっています。サメ好きはソソリますね~!

5日目1本目は、少し南下したチャネルでハンマー狙い。外洋を突っ切りながら泳ぎます。ハンマーには会えませんでしたが、数十匹のグレーリーフが川になって連なって、なんだか通勤ラッシュアワーみたい!大群となるとやっぱり興奮します!

2本目は、ガイドも赤道経験上で最大級と感じた、流れベリーベリーストロング!潜降して一目散に水底30mにつかまりたいんだけど、チャネルエッジのサンゴが元気で綺麗すぎて、つかまることができない(≧∇≦)
つかまったあとは、パージボタンが震えて、バディコンタクトを取ろうとして横を向いたら、もうマスクに水が!持てるフィンワークを駆使してアップダウンを切り抜きチャネル内を流されてダイビングタイムが終わって上がると、凄いキロをスーパードリフトしていました。ダイバー口々に「なにこのドリフトー!」と言うんだけど、何故かニヤニヤしている?皆さんのタフさに脱帽(笑)
その夜の酒の肴は、このドリフトの武勇伝で大盛り上がりでした(≧∇≦) やっぱりみんなタフだ!

3本目は、砂地が綺麗なマーレハカンドゥ。始めはハンマーを狙いながら沖から泳いでチャネルコーナーに到着、そしてインリーフの砂地へ流されます。白化の影響を受けて、珊瑚礁の崩れを見受けますが、どこまでも続く白砂の回廊は、毎年きても綺麗だと感じます。白砂にのるマダラトビエイやアオウミガメ、本当にフォトジェニックです。スタミナ満タンのパワーダイバーチームは、チャネル内を泳いでイルカの群れまで辿り着いていました!凄い!

 

そのあと本船は予定の停泊地に到着。夕方、ドーニが合流すると…
クロカジキを釣って帰ってきた!もちろんこんな近くでクロカジキを見ることないから嬉しいんだけど、チョット!水中で一目見てから釣ってきて欲しかったぁ~!でも美味しく頂いちゃったから文句言えないけどね(≧∇≦)

とうとう最終日になってしまいました。夜が明ける前に赤道ゼロ度を越えて、今週のメインイベント、フォーミュラーです。5日目までの経験は、このフォーミュラーを泳ぐための積み重ねであるとも言えるでしょう。
まず1本目、透明度20m。とにかくブルーウォーターを突き進みます。するとアスラムがタンクを叩く!でっぷりしたヒラシュモクが上下左右から現れます。ヒラシュモクに気を取られていると、その奥に30匹以上いたな、アカシュモクの群れ!その群れを追おうとしてまたアスラムのカンカンカン!真下に15m級のどデカいジンベイ出現!あ~行った~と思ってまだ下に目を凝らしていると、シルバーがうじゃうじゃ。に混じって、シルバーの4・5倍ありそうな、やたらとデカいサメがいる。なんだありゃ?実はタイガー!
もう10年も赤道越えコースに通ってくれているお客様から「最高」の印が出るほどの、大物爆発でした!

最終ダイビング、フォーミュラー2本目。エントリーしてすぐ、アスラムが急潜降。もちろんダイバーもそれに食らいついて行きます。すると遥かボトムにニタリ!すぐ行っちゃったと思ったら、私たちの後ろから、さっきの15m級ジンベイが再び登場!左にジンベイを見ていたら、右にヒラシュモク来た!アスラムが下を指差してカンカンカン、最後にタイガー登場!!
何人かのお客様は、水中で叫びまくってました(笑) 大物の登場の仕方が劇場的で、興奮を適切に表現できる言葉が見つからない… 本当にありがとうございました!

皆さんはアッドゥ環礁のガン空港からお帰りということで、ダイビングのあとはまた南下。空港隣のメインアイランドでお土産のお買い物と散策をして、旅の締めくくりです。

昨年も、カジキ・ハンマー・タイガー・イルカ・ジンベイと、当たりが出ているのですが、水温・透明度・流れにそっぽ向かれること多々ありで、不完全燃焼感が拭えませんでしたが、今年はいろんな神様が降臨してきたのかなと思う、海の恵みでした。皆さん、連日のエキスパートダイビング、お疲れさまでした!そしてご乗船ありがとうございました!
To be continue equator cruise!!

《今週の記念》
クワハラさん、600ダイブおめでとうございます!
フリハタさん、BKS100ダイブおめでとうございます!

《写真提供》
WAKA-MAMA
レイコさん
フリハタさん
ヤナイさん
クワハラさん
三重県津市 ダイビングスクール『サンマーレ』(http://www.sanmare.jp/)オーナー

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